タイ料理「J's STORE」
#LOCAL

より道のススメ | 横浜編

タイ料理「J's STORE」

VOLUME.4

アングローバル社のスタッフが、自身の勤務地や、
住んでいる地域の素敵なスポットを紹介する連載「より道のススメ」。
横浜編の担当は、and wander MIYASHITA PARKでスタッフを務める多田健人さん。
彼にとって横浜は、子ども時代の思い出が息づく地元。
一方でこの街は、多くの人で賑わう繁華街や観光地としても発展を続けてきました。
連載では、そんな横浜といえばココ、というスポットと合わせて訪れると、
きっと横浜の幅の広さを知ることのできる穴場なスポットを紹介します。

Phptography by Natsuki Kuroda
Select by Kento Tada (ANGLOBAL)
Edit by Yoshikatsu Yamato (kontakt)

バックパッカーとして、アジア各国を旅しているときに食べたタイ料理の味は、僕にとって特別な体験でした。その甘味、辛味、酸味の絶妙なバランスが、現地での嬉しい感動やつらい出来事と結びついて今も大切な思い出になっています。

日本に帰ってきてからも、タイの味を「口が求める」なんてことがしばしばあり、恋しさがつのっていました。タイ料理屋さんは東京や横浜に数多くあります。訪れたお店はいずれも美味しかったのですが、どこか物足りない。なぜだろう? フットワークの軽い僕は「やはり本場に行くしかないのか」と、なかば諦めつつもうずうずして、常日頃から、現地の雰囲気や味を持ったお店を探していました。そんな矢先に出会ったのが、横浜でもディープなエリアといわれる若葉町にある「Js STORE」です。

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もともとはタイの食材を取り扱う食料品店でした。お客様のリクエストに応えて、タイ料理を振舞っているうちにリピーターがつき、飲食店としてもスタートしたというエピソードからして、もうたまりません。僕自身が初めて訪れたときはメニューに日本語がほとんどなく、店内の話し声はもっぱらタイ語。食材を伝えると料理が出てくるという、ワクワク感たっぷりのスタイルでした(笑)。そのラフさには、ある意味、現地の食堂よりもタイのムードが感じられました。

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ドリンクは自分で冷蔵庫から取り出して栓抜きで開けて飲みます。そうそう!この感じ。ふらっと食堂に入り、話し声や路地での雑音をBGMにして、瓶ビールを片手にカオマンガイやガパオライスを食べる。セルフなスタイルが気楽で、肩肘張らないこの感じ。味つけに遠慮はなく、辛さやスパイスがダイレクトに感じられてさらに食欲をそそります。

気付けば、瓶ビールをおかわりして、偶然相席をした方にオススメの「味変」を教えてもらったり、同じようにタイの風を浴びにきた方と仲良くなったりと、まるで旅の途中? と錯覚し、当時のことをたちまち思い出してしまいます。

横浜スタジアムの野球観戦帰りや、飲んだあとのシメに、タイ料理というのもなかなか乙なものです。最近は日本語メニューもあるので、以前よりも、さらに気軽に入りやすい店になったと思います。本場の雰囲気と味を楽しみたい方には、うってつけのお店です。

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  • J’s STORE

    神奈川県横浜市中区末吉町1-23 ボナールイセザキ1F

    24時間営業

    不定休

    TEL 045-241-1709

    ※営業時間・定休日が変更になっている場合があります。

    ご来店時は店舗までご確認ください。