9月 | 色も味も、フレッシュなおいしさ
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イギリスから旬が来る。

9月 | 色も味も、フレッシュなおいしさ

VOLUME.11

MARGARET HOWELL CAFEには月ごとのシーズンメニューがあります。
それは、イギリスから届いたレシピをもとに、
キッチンスタッフが日本の食文化に合わせてアレンジしたもの。
今月も終わりか、と、過ぎた日々を振り返るときも、
新たな月のはじまりに、習慣を切り替えて前を向くときも、
旬のメニューなら、その季節の気分や体調にフィットするはず。
あるときは現場で、あるときは裏方に徹しながら、
カフェリーダーの三辺貴男さんの声で、
イギリスから届く季節のメニューを紹介します。

Text by Takao Minabe (Margaret Howell Cafe / TSI)
Photography by Akemi Kurosaka
Edit by Soya Oikawa (TSI)

ジリジリジリジリ……。自宅から最寄りの駅へ向かう途中、夜のうちに用意しておいた水出しの紅茶をさっそく喉に流し込む。「暑いなぁ」と当たり前のことをつぶやいても、お日様は手加減してくれるどころか、ますます、はつらつとしてきました。この暑さ、もうしばらく続きそうです。

みなさんこんにちは。

マーガレット・ハウエルカフェの三辺です。

慎重に体調と相談しながら、無事にカフェに到着。照明、空調、オーブン、エスプレッソマシン、グラインダー、BGMと、ひとつずつ電源を入れていきます。みんなおはよう、今日もよろしくどうぞ。9月は、残暑にお楽しみいただきたい、さっぱりと美味しいメニューをご案内します。

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ポーチドサーモンのプレート ¥1,600(神南店)

メニュー名の「ポーチ」とは低い温度で茹でること。火を通すとパサパサになりがちなサーモンをフワフワに仕上げます。レモンの果汁を絞った自家製のレモンマヨネーズをかけて、サラダとトーストと一緒にほおばるプレートです。

このポーチしたサーモンは冷やしてお出しします。暑さに参りがちな日でも、サッパリスッキリした印象で、口に運びやすそうに見えませんか? そういえば、今思いつきましたが、先月ご紹介した自家製のパセリドレッシングをかけても美味しいかもしれません。さっそく試してみようと思います。気になった方は、ご注文の際にスタッフにお申し付けください。

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トマトとバジルのスーププレート ¥1,550(二子玉川店)

カフェのスープメニューの多くは、ピューレのような濃厚なトロみを出すのが特徴。コトコト煮込んだトマトベースを火から下ろしたら、フレッシュバジルと一緒にブレンダーへ。フワッとさわやかな香りが立ちます。玉ねぎの甘味とトマトの酸味も相まって、最後まで一気に飽きずに完食できる、そんな「しっかりおかず」になるプレートなのです。

こちらのメニューはスープストック(だし汁)もベジタブルを使っています。暑さにくたびれた体に栄養が優しく染み込んでいくメニューです。ランチタイムにはスープのみをハーフサイズでご注文いただけますので、デリプレートやキッシュとご一緒にどうぞ。

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グレープとアーモンドのタルト ¥780 (二子玉川店・吉祥寺店)

ベースのアーモンドクリームだけでも充分に美味しいのですが、旬の巨峰とシャインマスカットを添えて焼きました。オーブンで焼いても色がきれいに出ています。見た目も美味しいデザートです。

そして口に入れた時に広がる、ふたつのグレープのジューシー感。このフレッシュさがおいしさの絶対条件のため、その日の朝に焼いたものしかお出ししません。オンラインストアではご用意できませんので悪しからず……。

一緒に楽しむドリンクは間違いなくHIGH TEA、つまりセカンドフラッシュのダージリンブレンドをストレートでどうぞ。できれば涼しい店内でホットでお楽しみください。ポットでご用意いたします。よくダージリンの風味を伝える際に「マスカットのような」という表現がありますよね。そのくらいぴったりなんです。タルトと紅茶、それぞれの素材の味や風味を、存分にお楽しみいただけますよ。

それではまた来月、お会いしましょう。

  
  • MARGARET HOWELL CAFE

    イギリスのクロージングブランド「MARGARET HOWELL」のショップに隣接したCAFEとして現在は東京に3店舗を展開中。透き通った気持ち良い空間でお食事からスイーツまでごゆっくり楽しんでいただけます。オンラインストアもぜひご利用ください。

  • 三辺貴男

    飲食業界20年を超えるベテランでマーガレット・ハウエル ショップ&カフェでは7年生。音楽・文学・植物からUFO研究まで興味関心は今なお広がり続け、ゆくゆくは都会を離れ、妻と温室で植物を育てながら老後のためにとっておいた本を片っ端から読み漁る日々を理想としている。