MARGARET HOWELL | FOX BROTHERS FLANNEL
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MARGARET HOWELL | FOX BROTHERS FLANNEL

VOLUME.37

Text by Coco Tashiro (MARGARET HOWELL / TSI)
Photography by Soya Oikawa (TSI)

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マーガレット・ハウエルでは、毎シーズン、英国の「フォックスブラザーズ」社製の生地を用いてセットアップやトラウザース、スカートなどを作っています。ブランドにとっての秋冬シーズンを表現する上で、欠かすことのできない重要な素材のひとつでもあります。以前彼女は、公式ウェブサイトで公開されたフォックスブラザーズについてのインタビュー記事の中でこう語っています。

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「私が初めてフォックスブラザーズ社のことを知ったのは、ロンドンのドーチェスターホテルで開催されていた英国毛織物合同展示会を訪ねた時です。1970年代の終わりで、私が服作りを始めて間もないころです。ブースに老紳士がひとりで座っていました。それがデヴィッド・フォックス氏で、彼は、若い女性が彼の生地に興味を示していることに驚いている様子でした。でもその時、私は彼が着ていたピンストライプのスーツと生地見本を見て、この会社こそ私の探し求めているものだと直感したのです。フォックスブラザーズ社との付き合いはそれ以来になります」—マーガレット・ハウエル

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フォックスブラザーズの生地の柔らかさは、とにかく別格です。普段、ジャケットを着用していて、少し体が窮屈な経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。しかし、この生地であれば肩が張ったり、疲れを感じたりすることがありません。

私は、以前からその着心地の良さが大好きで、秋冬用のフランネルに加え、オールシーズン使いやすいサマーウールの製品などを、ついつい購入してしまいます。この記事をきっかけに自宅のクローゼットを数えてみたら、11着もありました。今後も増えそうな予感がします(笑)。

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なかでも「オーバーサイズ ジャケット」と「ペーパーバッグ トラウザース」のセットアップを特に気に入って着ています。購入から5年経った今でも毛羽立ちはほとんど無く、柔らかさやなめらかさは、健在です。この記事のための撮影の時はセットアップで着用していますが、普段は、上下別々でもう少しカジュアルに着ることも多いです。

私は、フォックスブラザーズのトラウザースの丈は、ほんの少し長めをおすすめします。それは、膝から裾にかけてのドレープがとても美しいので、生地の良さも活かしたいと思うからです。穿く人がより素敵に見える丈の長さを目指して、少しだけクラシカルに、少しだけオーセンティックにご提案しています。

そんなフォックスブラザーズのフランネルが、2021年秋冬シーズンはとてもリラックスしたスタイルで登場します。

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MEN

既に入荷をしているメンズの3ボタンジャケットは、背中部分の裏地を省くことで通気性を高めた「背抜き」仕様の、とても軽い着心地です。またトラウザースは、ウェストのドローコードによる新しいデザインで、ヒップやわたりはゆったりとしていて、裾にかけて少しテーパードがかかっています。

セットアップというと、どうしてもドレスアップのイメージが強く、イベントが少ない昨今のような状況では、登場シーンが減っていますが、フォックスブラザーズの生地であれば、カーディガンのように気軽に着用いただけます。リラックスしたデザインを、お楽しみください。

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WOMEN

10月上旬には、ウィメンズのセットアップがチャコールグレーで入荷予定です。ショートコートとしても活躍する3ボタンのロングジャケット、そしてメンズと同じドローコードのトラウザースに加えてもうひとつ、ワイドベルトループのトラウザースがあります。トラウザースは印象が異なる2型ありますので、どちらがお好みか、ぜひお試しください。

また、こちらではセットアップのみのご紹介ですが、スカート派の方にはブラックの生地でワイドベルトループスカート、ピナフォアドレスもご用意しています。

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男性も女性も、この柔らかい素材による軽い着心地は、きっとクセになると思います。またセットアップだけでなく、デニムやMHL.のミリタリートラウザースに合わせて、肩のちからを抜いた日常使いにも、きっと活躍してくれるはず。今シーズンもフォックスブラザーズの新作を、ぜひお楽しみください。

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  • 田代呼子

    2014年入社。6歳からバレエを習いはじめ大学ではコンテンポラリーダンスにのめり込むなど、社会人になるまで踊ることにほとんどのエネルギーを注ぐ。ソフィア・コッポラとローカル映画館を愛し「下高井戸シネマ」や「飯田橋ギンレイホール」がお気に入り。