MHL. | CANTON OVERALLS
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MHL. | CANTON OVERALLS

VOLUME.59

Text by Eriko Kurimura (MHL.)
Photography by Soya Oikawa (TSI)

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MHL.が2013年からスペシャルオーダーを続けているデニムブランド“CANTON”。1960年代の粗野でぬくもりのあるようなオリジナルのデニム生地が用いられ、シーズンごとにデザインがアップデートされています。

デニムが好きな私は「たくさん着て、自分だけの経年変化を楽しみたい!」と思いつつ、気に入ったアイテムがあるとつい2つ購入してしまったり。ブルゾンやトラウザーズなど、いまでもマイ・コレクションは増える一方です。でもCANTONのデニムでなかったら、こうは増えない気がするのです。コーディネートのしやすさや、季節を問わない素材感など、その圧倒的な実用性も魅力なのだと思います。

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BLOUSON ¥42,900 (MEN'S / WOMEN'S

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TROUSERS ¥29,700 (MEN'S / WOMEN'S)

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DRESS ¥38,500 (WOMEN'S

労働者のための作業服として誕生し、比較的アメリカの印象が強いデニム素材ですが、MHL.はイギリスのブランドらしくヨーロッパのワークウェアをベースに、スペシャルオーダーのアイテムをデザインしています。

2022年春夏シーズンは、胸に大きくポケットを配したシャツのようなブルゾンと、後ろのシンチベルトが特徴的なトラウザーズが登場します。ウィメンズには、インナーを変えることで長いシーズン楽しむことができるノースリーブのドレスも。

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ディテールのこだわりもたくさんあるのですが、個人的には<ステッチの色使い>が好きです。デニムのステッチといえば真鍮製のリベットに合わせた色が一般的かもしれませんが、MHL.とのスペシャルオーダーではステッチが施される箇所によって、ネイビーのステッチも使い分けられています。あくまでも自然に、でも計算されていて、そこに両者に通じるものづくりの哲学が込められているように感じるのです。

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サイズは26〜33インチをユニセックスで展開。メンズもウィメンズもなく、お好きなバランスやボリュームで選ぶことができます。

またデニムのお手入れは定期的に洗ってあげると、生地の痛みや劣化がおさえられて長持ちするそうです。色落ちをゆっくりと楽しむためには、余計なあたりが出ないよう裏返して、洗剤を入れずに水洗いするのがおすすめです。

 

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同じ代官山店でスタッフをつとめる平澤はるなさんは、MHL.で働き始めて最初に購入したウェアがCANTONのトラウザーズだったそうです。メモ帳をヒップポケットに、リップクリームを前ポケットに。必需品とともに日々働いていたら、いつの間にかきれいに跡がついていたとか。

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香りや音(音楽)が記憶と結びつくように、デニムの色落ちやアタリを見て懐かしい気持ちになるのもいいですね。

そんなふうにいつも着ている服を眺めてみると、購入した日や、それを着て出かけた日のことを思い出しませんか?

MHL.とCANTONのデニムが、何年もあとに、みなさんにとって思い出の一着になったら嬉しいです。

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  • 栗村枝里子

    2013年入社。MHL.代官山店スタッフ。東北の山奥で生まれ育ったためか、静かで目に優しい場所が好きで、大学では夏目漱石にのめり込み、現在も文学に心酔する日々。眠る前にウィスキーを味わうのが至福。また最近、金継ぎをはじめ、マイペースに勉強中。