#SHOPPING#SERVICE

よくわかる「パーソナル・ショッピング」

ぼくとわたしの腕の見せどころ、5選。

ショッピングには時に「ためらい」がつきものです。
ましてやオンラインの場合、電話やメールでの問合せに
つい二の足を踏んでしまう、というのも無理はありません。
でもそんな一人ひとりの「どうしたものか」に、
ショップのような身近さでスタッフが丁寧にサポートしてくれる
<PERSONAL SHOPPING>というサービスをご存知でしたでしょうか?

Text by Eriko Kurimura (MHL.), Mayumi Yukita (THE LIBRARY), Kento Tada (and wander), Coco Tashiro (MARGARET HOWELL), Daisuke Shioiri (SUNSPEL)
Photography & Edit by Soya Oikawa (TSI)

本記事では、実際にスタッフがどのようにサポートしているのかを「サイズ」「コーディネート」「用途」「素材感」「ギフト」の5つの物語として、オムニバスでご紹介。

参考になりましたら、最寄りのブランドのウェブサイト内、右下に現れる「窓」からぜひ、どうぞ。

case.1 – サイズ

at MHL.

by Eriko Kurimura

このサービスにお寄せいただく数ある問い合わせの中でも、「サイズ」に関するご相談が最も多いように思います。雑誌やウェブで見ることができるモデルさんの身長がわからなかったり、アイテムだけが載ったページからは、実際に自分が身に着けたときのサイズ感のイメージを想像しにくかったり、というケースです。

そんなお問合せの時は、できるだけお客さまの身長や体格に近いスタッフの着用写真をお送りしています。ご自身に的確なサイズを選ぶだけでなく、気分に合わせてサイズアップするといったような着こなしの楽しさもお伝えできたら嬉しいです。

現在、150㎝と170㎝のスタッフがいるMHL.代官山店では、160㎝のお客さまのご要望にお応えできず困ってしまうことがあります。でもそんな時には、他のショップと連携して、より近しい身長のスタッフに協力をお願いすることもありました。

自分と似た体型のお客さまとは共感する点も多く、気が付けばついお話が盛り上がっていることも。普段着用するお洋服で気になっていることも気軽にご相談くださいね。

case.2 – コーディネート

at THE LIBRARY

by Mayumi Yukita

今日はあいにくの雨。ザァザァとしっかり降る雨を店内から眺めていると、一件の通知が届きました。

「インスタグラムに掲載されていたオレンジのワンピースが気になっているのですが、どんな洋服と合わせたらいいのか、コーディネートや小物をいくつか教えていただけませんでしょうか」

PERSONAL SHOPPING>サービスのご利用は初めてというお客さまからでした。着用シーンを伺うと、夏の旅行用にとのことで、その旅先の話題でつい盛り上がって本題から逸れてしまいそうになりましたが(笑)、おかげで少しリラックスしていただけたご様子。

「暑い気候の中でオレンジカラーのワンピースはとても映えて素敵ですよね。シンプルに一枚でもよさそうですし、パンツを合わせたコーディネートも雰囲気が変わりますよ」

「また扱いやすい夏小物もご紹介させてください。特にバッグは軽くて丈夫なうえ、水に強い素材なので、突然の雨にも重宝します」

といった感じで、お客さまのキャラクターを想像しながらおすすめのコーディネートを写真に撮って送信。

すると「旅行先でのイメージが広がりました。本当は今日、直接ショップに行きたかったのに雨で諦めたんです。ワンピースが気になって問い合わせたのだけど、バッグもいいですね。小ぶりなサイズが旅行先で便利そうです。ありがとうございます」と、とても喜んでくださいました。

楽しみにされているご旅行のお手伝いできたような気がして、私もとても嬉しい気持ちになりました。せっかくのお休みの日が雨だったり、時間が無くてショップに行けない。そんな時はぜひ、気軽に利用してみてください。スタッフ一同、心を込めてお手伝いさせていただきます。

case.3 – 用途

at and wander

by Kento Tada

僕がつとめるand wanderでは、バックパックの容量とディテールに関する問合せをよくいただきます。and wanderのバックパックは山や街で使用するさまざまなシーンを想定して細やかな配慮がされていますが、僕たちが大切にしているのは、自分たちが実際に使ってみたときの感覚もお伝えするようにしていることです。

たとえばある日ショップに出勤すると、一通の問い合わせが届いていました。「毎日、たくさんの荷物を持って自転車通勤している」というそのお客さまは、容量がたくさん入り、軽くて両手が空くバックパックを探されており、本当に自分の荷物がすべて収まるかどうか、収まった時にどういう見え方をするのかを知りたいということでした。

そこで僕はショップの備品やアウトドアグッズを荷物に見立て、そのお客さまの荷物相応分としてバックパックの中に入れた写真を撮ってお送りしてみたところ、想像されていたよりもずっと綺麗なシルエットを保ち、さらにまだ空き容量もあったことで、とても満足していただけました。

また、これから登山を始めたい方などは、バックパックに付いたあまり見慣れないパーツがいつどのような目的で必要なのか、どう使うのか……とさまざまな疑問が浮かび上がってくると思います。

すべての状況に応じた完璧で簡潔な説明、というのはなかなか難しいですから、僕たちが実際に背負い、自身の体験談などを交えつつ、ひとつひとつの疑問に寄り添って解いていくようにしています。

オンライン上でありながらも、まるでひとつの山を一緒になって登頂するパートナーのように目線を合わせることで、少しでも快適な機能性を感じてほしいと、お伝えしたいのです。

case.4 – 素材感

at MARGARET HOWELL

by Coco Tashiro

PERSONAL SHOPPING>サービスでは「生地」に関するご質問をたくさんいただきます。たとえば「色味」や「厚み」、そして「透け感」についてなどです。

絶妙な風合いで表現されているMARGARET HOWELLの生地の魅力を、できるかぎり正確にお伝えするため、写真や動画をはじめ、時にはあえてスタッフの主観も交えながらご案内しています。

先日は「白いシャツの『透け具合』を知りたい」というお問い合わせがあったので、生地の様子を写真と動画でお送りしました。

お客さまが透け具合をイメージしやすいように、シャツの下に、グレーやブラックなどのインナーと肌をのせた状態の写真をお送りし、着用した際の見え方を動画でお伝えしたところ、

「オンラインストアの画像ではハリのある生地に見えたのですが、動画で見ると、ほどよい透け感のある、柔らかい生地だと分かって良かったです!」

とお返事をいただきました。

また「色味」についてのご質問も多くいただきます。このMARGARET HOWELL神南店の場合は店内での撮影だけでなく、路面店の環境を活かして、自然光のもとでの色の見え方をお伝えすることもよくあります。

ショップでのお買い物で感じる「楽しさ」や「便利さ」を、遠方にお住まいの方や、お出掛けが難しい方にも味わっていただきたい……。という思いを胸の内に置きながら、私たちはオンライン接客を通じて、今日も工夫を重ねています。

case.5 – ギフト

at SUNSPEL

by Daisuke Shioiri

大切な人へ「アンダーウェア」のギフトを考えるとき、デザインについての好みはもちろん、サイズやフィット感が合うかどうかも悩ましいところだと思います。ましてやそれが異性へのギフトとなるとなおさらですよね。

先日ある女性のお客さまから、離れて暮らすお父さまへのアンダーウェアのギフトのご相談が<PERSONAL SHOPPING>に届きました。

「素材の種類やデザインもたくさんあるし、どう選べばいいのでしょうか? ショップで直接相談するには下着なので少し気恥ずかしくて……」

そんな時こそ、チャット形式で気軽にやりとりできるこのサービスはぴったりです。お父さまの身長や体型をうかがいながら、適正だと思われるサイズとデザインをご案内し、最終的にブルーとホワイトのストライプ柄のボクサーショーツをお選びいただけたようでした。

顔が見えないからこそ、ちょっぴり聞きづらいことも相談できるのはチャットならではのいいところ。こちらも何だか秘密の作戦会議をしているみたいな気持ちになりました。またいつでもご利用お待ちしています。

  • 栗村枝里子

    2013年入社。MHL.代官山店スタッフ。東北の山奥で生まれ育ったためか、静かで目に優しい場所が好き。大学で夏目漱石にのめり込み、現在も文学に心酔する日々。

  • 雪田真弓

    近所のキツネはだいたい友達という北海道の大自然で育つ。2013年入社。THE LIBRARY表参道店 店長。セレクトアイテムたちの新しい化学反応を提供すべく、日々たのしく奮闘中。愛猫家。

  • 多田健人

    2020年3月よりand wanderに参加。元代々木町のMT. and wanderに勤務しながら、HIKING CLUBの運営を担当。幼少期はボーイスカウトに所属し、大人になってからはバックパッカーとして東南アジアを旅した経験も。

  • 田代呼子

    2014年入社。6歳からバレエを習い始め、大学ではコンテンポラリーダンスにのめり込むなど、社会人になるまで踊ることにほとんどのエネルギーを注ぐ。街々に残るローカル映画館がお気に入り。

  • 塩入大輔

    2016年入社。以来SUNSPEL一筋で現在は表参道店に勤務。坊主歴8年のアート好き。コロナ禍を機に環境問題に目覚め、ヴィーガンにシフト中の愛妻家。