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おいしい紅茶の裏街道

VOLUME.6 番外編 〜レシピ集〜

VOLUME.6

”まず試してみる”を合言葉に、日々研究を重ねるアングローバル随一の紅茶通、三邉貴男さんによる連載企画「おいしい紅茶の裏街道」。
ティーブレンダーとして活躍される熊崎俊太郎さんをアドバイザーに迎え、おいしい紅茶の楽しみ方を全5回に渡りお届けしてきました。
今回は、番外編として連載を通してご紹介した紅茶のレシピをより詳しくご紹介します。

Photography by Aya Kishimoto
Illustration by Masaki Takahashi
Edit by Runa Anzai(kontakt)

メニュー

1. 休日にゆっくり味わいたいブレンド

2. 砂糖が鍵のレモンティー

3. 爽やかな緑茶のミントティー

4. アールグレイのミルクティー

5. 身体を温めたい時のジンジャーミルクティー

1. 休日にゆっくり味わいたいブレンド

材料(ティーカップ2杯分)

・ほうじ茶 2g (ティースプーン1杯)

・ジャスミンティー 1g (ティースプーン1/3杯)

・ダージリン 3g (ティースプーン1杯)

(すべてリーフティーを使用)

・熱湯 360ml

作り方

1. ダージリン3、ほうじ茶2、ジャスミン1の割合で茶葉をミックスする。

2. 普段と同じ方法でお茶を淹れる。蒸らし時間はちょっと長めの4分が目安です。

TIPS

・ジャスミンティーはしっかり香りがついているので、少なめにしておくのがおすすめです。

・ダージリンとほうじ茶は、お好みに合わせて茶葉の量を変え、味わいの変化を楽しんでも良し。

・ほうじ茶は軽いので、見た目はダージリンと同量ぐらいを加えてください。

・こだわり派はキッチンスケールで茶葉を量り、プロ気分で淹れてみましょう。

2. 砂糖が鍵のレモンティー

材料(ティーカップ1杯分)

・ヨークシャーティー 2g(ティースプーン2/3杯)

(もしくはお好みのリーフティー)

・レモン 輪切り1

・グラニュー糖 ティースプーン1/2

・熱湯 160ml

作り方

1. ポットでお好みのリーフティーを淹れる。

2. 紅茶を蒸らしている間にレモンを厚さ5ミリの輪切りにして、皮は取り除きます。

3. 温めておいたカップにリーフティーを注ぎます。

4. レモンの上にティースプーン1/2杯のグラニュー糖をのせ、そのままそっと紅茶に沈めたら完成です。

*耐熱グラスを使用しています。

TIPS

・レモンは皮を取り除くことで、苦味が出なくなり、果汁本来の味が感じられます。

・レモンとグラニュー糖を沈めたらかき混ぜずに、そのまま飲むのがおすすめです。あとから少しずつ溶け出した甘みと酸味で、味の変化が楽しめます。

・セイロンやケニアの、細かいタイプの茶葉が向いています。ティーバッグもおすすめです。

3. 爽やかな緑茶のミントティー

材料(グラス56杯分)

・浄水 1,000ml

・ダージリン(ティーバッグ)2個(5g

・緑茶(リーフティー) 茶さじ2杯(10g

・フレッシュペーパーミント 一掴み(約5g

・フレッシュレモンバーム 一掴み(約5g

・ガムシロップ 大さじ1杯(約20g

作り方

1. 全ての材料をジャグなどにいれて室温で60分ほど抽出します。

2. お好みでガムシロップ大さじ1杯をくわえてサーブすれば完成です。

TIPS

・ペパーミントとレモンバームは生葉を使うのがおすすめです。

・ガムシロップは、緑茶から出る苦味を軽減し、各素材の味を引き出してくれます。

・抽出後は、冷蔵庫に保管することで、1日は日持ちします。

・緑茶にダージリンを加えることで、より深みのある味わいになっています。

・素材の清涼感で涼しさを感じさせ、冷たすぎないのでお腹にやさしい、暑いときにごくごく飲めるレシピです。

※ 水温が低く保たれると抽出がゆっくりになるので、材料を浸けっぱなしにしての冷蔵庫保管もおすすめです。

そして水出しをする前に、必ず容器はきちんと洗いましょう。また、長時間経つと痛みますので、一昼夜ぐらいでの消費を心掛けてください。

今回は三邉さんおすすめの氷を入れないスタイルでしたが、もう少し浸ける材料を増やしてやや濃い目に作り、飲むときに氷をたっぷり入れるのもおすすめです。

4. アールグレイのミルクティー

材料(ティーカップ1杯分)

・アールグレイ(ティーバッグ) 1個(2.5g

・ミルク 1カップ(150ml

・熱湯 大さじ1杯(15ml

*耐熱グラスを使用しています。

作り方

1. ティーバッグをミルクパンに入れ、大さじ1杯の熱湯でふやかします。

2. そこに常温のミルクを1カップ加え、3分ほどとろ火で煮出したら完成です。

TIPS

・最初に熱湯で茶葉をふやかすことで、紅茶の味がしっかり感じられ、おいしく飲めます。

・電子レンジで簡単にミルクティーが作れる方法は、フィーユ・ブルーのウェブサイトからご覧ください。

5. 身体を温めたい時のジンジャーミルクティー

材料(マグカップ又はモーニングカップ1杯分)

・アールグレイ(リーフティー)2.5g(ティースプーン2/3杯)

・アッサム(リーフティー)2.5g(ティースプーン2/3杯)

・ドライジンジャー 3g(ティースプーン2/3杯)

・フレッシュレモングラス 一つまみ(2g

・ミルク 1カップ(200ml前後・実際に使うカップで計量)

作り方

1. 全ての材料をミルクパンにいれます。

2. 弱火でやさしくかき混ぜながらミルクパンの内側周辺に小さな気泡ができるまで45分ほど、煮出したらできあがり。

TIPS

・弱火でじっくり時間をかけて煮出すのがポイントです。強くかき混ぜ過ぎないようにしましょう。

・小さな気泡が出たらとろ火にして、絶対に吹きこぼれないようにしてください。

・立ち上る香りに包まれての丁寧な作業、それ自体が癒しにつながりますし、おいしい出来上がりも約束されますので、じっくりと愉しんでください。

まさに #STAYHOME な一杯です。

それぞれのレシピが生まれた背景は「おいしい紅茶の裏街道」Vol.3Vol.5でご紹介しています。紅茶の種類や淹れ方についてもっと詳しく知りたい方は、Vol.1Vol.2、道具の知識を深めたい方は、Vol.4を是非、ご覧ください。

  • 三邉貴男

    飲食業界約20年超のベテランで、マーガレット・ハウエル ショップ&カフェでは6年生。音楽・文学・植物からUFO研究まで、興味関心は今なお広がり続け、ゆくゆくは都会を離れ、妻と温室で植物を育てながら、老後のために取っておいた本を片っ端から読み漁る日々を理想としている。

  • 熊崎俊太郎

    フィーユ・ブルー ティーブレンダー / ティー・コーディネーター / 日本紅茶協会認定ティーインストラクター

    日本の紅茶界を代表する紅茶専門家。幼少期より紅茶、カフェ文化に興味を持ち、学生時代より喫茶ビジネスの道に飛び込み、紅茶専門店〜紅茶輸入商社勤務を経て独立。カルチャーサロン、大学の講師や、紅茶文化に関する講演活動のかたわら、カフェ、レストラン、ホテルのティールームのコンサルティングやオリジナルティーのブレンド開発、商品企画を数多く手掛けている。