音に身をゆだねて、絵を見つめて 音楽にはじまり。
#music#style

音楽にはじまり。

音に身をゆだねて、絵を見つめて

VOLUME.7

「あなたの好きな音楽を教えてください」。
詳しい人も、またそれが人並みの関心だったとしても、
ふと思い起こせば、音楽は人生のさまざまことと結びついているものだと思います。
音楽と失恋。音楽と洋服。音楽と―。
第7回は、MHL北千住ルミネ店につとめる清水佑佳さん。絵を描くことをライフワークとする清水さんが
大好きだという”シューゲイザー”というロックミュージックについてのお話です。

Interview by Soya Oikawa (ANGLOBAL)
Drawing by Yuka Shimizu (ANGLOBAL)
Edit by Runa Anzai (kontakt)

小さい頃から絵を描くことが大好きで、休日の暇なときによく描きます。好きな音楽を流して筆を持つと、気分がノってきて自分の描きたい表現で描くことができるんです。でも気合いを入れて「さぁ今日は描くぞ!」っていう感じではなく、リラックスして音楽をかけて、ベッドに寄りかかりながら描くのがお決まりで、私にはイーゼルは必要ありません(笑)。

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描くのは主に水彩画が多いのですが、流れてくる音楽によって一筆書きの落書きみたいになったり、プレイリストの曲が変わるとベタベタした絵が描きたくなって油絵具を出してきたり。また架空の人の顔を描くのが好きです。イエローとブルーは必ず入れる好きな色ですが、そのときに選ぶ絵具の色で自分の今が見えてくるというか、気分が反映されるところが面白い。言葉では表せないいろんな描写を表現できるのが楽しいのです。

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ドローイング中によく聴くのはイギリスのインディーズロックバンドの「Gengahr(ゲンガー)」とスウェーデンの「The Radio Dept(ザ・レディオ・デプト)」です。特にThe Radio Deptは大好きなバンドで、以前職場で出会った洋楽好きの先輩たちに“シューゲイザー”というロックミュージックのスタイルを教えてもらって知ったのが彼らでした。いい意味で気だるそうな静かなボーカル、エフェクターの効いたノイジーだけど繊細なギター、全体的にふわっとしていて、どことなく漂ってくる憂鬱なムードが好きです。私が力を緩めて絵を描くスタイルと何か通じるものがあるような気がするのです。

https://vimeo.com/17703174

移りゆく時代の流れに身を任せて生きているけれど、今でも80’sの音楽ファンがいるように、好きなものとの関係性はずっと受け継がれていって変わらないものだと思います。私にとっては絵を描くことがそうであるように、進化していく音楽の中で、クオリティの高いシューゲイザーバンドは後世にもずっと残っていって欲しいと強く思います。

  
  • 清水佑佳

    2015年アングローバルに入社。MHL北千住ルミネ店スタッフ。マーガレット・ハウエルで2年勤務後、MHLに異動し現在に至る。自称健康オタクで、健康に気を使うことが趣味。食べ物の栄養素やカロリーをすぐ答えられる。